プチの写真がないので、こんな感じかな、もっとかわいい(飼い主の欲目?)
自慢できることがあまりない私ですが、その中で自信を持って(???)自慢ができることは、子猫を50匹育てたことです。エッヘン!
大学のとき、先輩からシャムネコをもらったんです。そのネコのかわいいこと、頭のいいこと。血筋がいいというのはこういうことなんだな、と思いました。
とにかく、人に甘えることを知っている。私が、珍しく机に向かっていると、膝の座る、肩に乗る。寒いと、コタツに寝る。私が、一緒に寝ようと呼ぶと来る。私が寝るとまたコタツへ。野良猫の家猫版しか知らなかった私は、もうかわいくて、、、。感激
しかし、誰にでも、欠点があるように(??)、くぅと言うネコですが、彼女は、「男好き」
しかも家族に紹介、とまで行かなくても、家に連れ込む。オスネコも、シャムネコが多かったですね。あんなに近所にシャムネコがいるとは思わなかった。
でも、妊娠を繰り返すにしたっがって、相手の格が下がり始めましたね。10回、妊娠しましたが、最後の2回は野良猫。
子猫が、シャムネコや黒猫のうちはみんなもらってくれるんですが、かわいくても、模様が失敗して、ちょび髭なんかあったら、もうだめ。誰も見向きもしません
9回目か10回目、今急に思い出せなくなりました、ヤバッ。一匹だけ、ちょび髭が生まれました、女の子。家で飼うことにしました。
このネコは、プチ、と言うかわいい名前をつけましたが、お父さんが、野良だけではなく、もう一つ肩書きが。それは「泥棒ネコ」
その性格をしっかり受け取り、シャムネコのハーフと言う輝かしい面影はゼロ。
いろいろエピソードはありますが、すごかったことが2つ。一つが、長生きだったと言うこと。24才まで生きました。お母さんのくぅも17才まで生きましたから、、、。もう一つは、言葉を話す まぁ、あまり大きく期待しないでください。単に「ごはん」と「かあさん」と言うだけなんですが、、、。しかも、それを根気よく教えたのが、私の母、ヨコちゃです。
プチは散歩が好きなんですが、ある夏、実家に帰っているとき、プチの様子がおかしい。目が据わってるんです。散歩から帰って来ると、テレビの上にやっと上り、大声で叫ぶ。
「ンニューオン、ンニャーオン、、、、」
壁の上方の一点を見つめ、踏ん張って。数えてみたら、20回くらい繰り返してました。それが終わると、テレビの上で寝る。起きるとすぐ、「ごはん」が始まるんです。
不可解なことでした。「いったい、プチに何が起きたの?」
そんな時、新聞で『ネコも呆ける』と言う記事を読みました。
「プチは、呆けたんだ」
なんとなく、納得。
その年の夏、私たちがアメリカに戻ってから、2、3日で、プチはあの世に行ったと、ヨコちゃが言ってました。今から、4、5年前の話。
今日も付き合ってくれて、ありがとう。お粗末でした。
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